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低音フェチ全開でお届けしますw

低音フェチのsakoです。
第四回練習レポートで5弦バスとかについて話してみたものの
イマイチ消化不良ぎみ(笑)なので、いっそがつっと語り倒してしまおうかと。

 

普段、音楽を聞いていてぱっと耳が行くのって
やっぱりメインメロディーだと思うのですよ。
聞いてくれって作曲者がまず主張しているものだし、
それだけにわかりやすく書かれていて感情移入もしやすいことも多いし。

それに比べるとどうしても低音ってもこもこしがちだし
なんかいろんな楽器がうにょうにょしてるからわかりにくい。
オーケストラに使われる楽器で低音域を担当している楽器が意外と少なくて
どうしてもこう華やかさに欠けるというか…。

しかし、やっぱり迫力がほしい時には低音部分の分厚さは必需品。
ブラームスでもエルガーでも、しっかりと威力を発揮しています。

 

…なのですが、ブラームス、
実はテーマの前半のコントラバスから結構良かったり。
迫力とはまた違う、チャーミングな一面が見られます。
(まあ、どうしてこのチャーミングなテーマから
あんなもんやらこんなもんやら出るのかと思うのも事実…w)

疾走感のあるダッダカダッダカというリズムが特徴的な第6変奏では
中間で駆け上がるベースと降りてくるメロディのダイナミックな感じ。
このダッダカダッダカというリズム、グリークのホルベルク組曲の最初や
シベリウスのVn協奏曲終楽章でも見られるのですが、
低音が推進力になってメロディを前に押しやるイメージがあって
だからか低音がきてくれないと若干手持ち無沙汰に聞こえてしまうのは私だけですかねえ(苦笑

その後の第8変奏ではベースとチェロから始まっていろんな楽器に伝播していく
メロディを追うのもまた楽しいです。
低い音と高い音だと同じようなメロディでも聞こえ方が違うんだなーと
いうのがわかりやすい長さもまたポイント。

 

エルガーでは、チューバにコントラファゴットが
コントラバスと一緒に大活躍。
やはりその中でも筆頭は第7変奏「トロイト」。
曲のはじめの方はティンパニがコントラバスと一緒にリズムを刻むので
小気味いい感じなのですが、
しかし中盤になると管楽器が一斉に勇ましいフレーズが鳴り響きます。
(…なんだけど、この変奏曲、
実はぶきっちょな友人を描いたものなのですよ…なぜにこの勇ましさ/笑)

そのままちょっと低音を聴き続けてみると、
第9変奏「ニムロッド」の中間あたりからふわーっと広がっていくフレーズを
支えるコントラバスもなかなか叙情的でいいラインだし、
わちゃわちゃした第11変奏「G.R.S.」のあたりの
高音と掛け合う低音も楽しかったり。

あとは高い音のフレーズが低い音へと受け継がれていくリレーなんかも
オーケストラだと実際に演奏している人の手が
どんどん向って左から右へと移ろっていくので
見た目のおもしろさなんかも感じられるとさらにいいかもしれません。
(第11変奏の冒頭は弦楽器がやってくれるので
わかりやすくてチェックしやすいかと)

 

ちなみに、今回、コントラファゴットの方は
この演奏会のために買ったという猛者。
そしてコントラバスはなぜだかほぼ全員が
最初からマイ楽器は5弦バスというこれまたツワモノ。
気合十分なこと間違いなしですぞ☆

「ALAPHOの季節」第五回練習レポート

昨年の夏ごろから始まったこの企画。
あと一ヶ月ほどで本番を迎えます。
季節も秋冬を経ていよいよ春へ。先週は桜の花が見ごろでした。

本番が近づくほど増してくるワクワク感、たまりませんね。
楽しみです。

桜

アラフォーオケでは
「オトナ」をモットーに日々練習に励んでおります。
そのため我らがマエストロ(通称:こーのさん)は初回の合奏練習から一貫して演奏指示には
「いいオトナなんですから」という言葉をたびたび用いています。
第二回練習のレポートでも触れてますが…

たとえば、
どうしても走ってしまいがちなフレーズの場所では
「みなさんいいオトナなんですから落ち着いて」とか、

反対にゆっくりと落ち着いた場所では
「オトナの余裕をもって演奏しましょう」など。

それはもう、口癖になってしまっているのではないかと心配するほどです。

しかしながら練習を重ねるたび、その言葉にいくども励まされた奏者たち。
当初から全体的に落ち着いていて、まとまった演奏でしたが、
最近では“ALAPHO”という自覚(覚悟)もしっかりと出てきたのではないでしょうか。

そう。
「いいオトナなんですから」

さて、
第五回目の練習は4/5、なんと土曜日の午前中でした。
朝九時、朝早くからにもかかわらず、しっかりと練習開始できました。
さすがみなさん大人ですね。
遠方から参加のみなさまは早朝から移動をされており、ほんとうに頭があがりません。

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今回の練習会場には大きな窓があったのが、とても印象的でした。
奏でる音まで明るく爽やかになった気がします。

合奏練習では回数を重ねるたび、
さまざまな楽器と上手くアンサンブルができるようになる、という楽しみがあります。
そして会場によってさまざまな雰囲気を味わえるのもまた、密かな楽しみの一つと言えるでしょう。
そういった違いを感じとれるのも、落ち着いた大人ならではなのかもしれません。

***

練習後にはお待ちかね(毎度おなじみ?)、宴会も。
今回もお昼から乾杯。お昼から飲めるといえば中華!

写真 3

というわけで今回も16名という大所帯でワイワイと、美味しい小籠包と格闘しながら
(いかに熱々の肉汁をこぼさずに食べるか、ということが重要!)
楽しい音楽談義に花を咲かせました。
日も高いうちから飲んだくれられるのも、ALAPHOのよいところ。

一部情報筋によるとその後、一次会では満足できなかった数名が木場公園へ向かい
見事な桜の下でプチ宴会を堪能したとのことです。

公園

お酒の美味しい季節はやっぱりいいものですね。(年がら年中いい季節←

***

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いよいよチラシの挟み込みがはじまっています。
他の団体様の演奏会にお邪魔しては、パンフレットに挟み込みをさせていただいてます。

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このように様々な団体のチラシを一列に並べて、各団体が協力してパンフレットに挟み込んでいく作業。
ちょっとした交流の場でもあります。
ぜひとも沢山のかたに見ていただけるように頑張る所存でございます!

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プレコンサートもお弁当も楽しみでワクワクがとまりませんが、
日々の忙しさにかまけていないで個人練習もしっかりとしないといけませんね。

そう。
「いいオトナなんですから」

written by くまごろう

「低音の美味しさ」ALAPHO第四回練習レポート

さて、早いもので4回目の練習をむかえました。
レポはうんちく係のさこが今回もお届けしますー。

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今日は少し長めに時間を取って、最初2時間ほどは弦と管でわかれて(分奏)の練習。
普段、弦楽器に埋もれてて曖昧になってる部分とかがはっきりと見えるので、
自分たちの音をアンサンブルの中でどうなっているのかの立ち位置とかを改めて確認。

あたくしは管分奏におじゃましとりましたが、
弦の音が聞こえないと、なんだか別の曲のような感じに聞こえてきたりして、
これはこれで面白いのです(練習している方は目印がなくなったりで大変だと思いますが…)
オーケストラ全体もそうですが、個別の音もどことなくしっとりとしてるところは
やはりアラフォーなプレイヤーならではですかねえ。

ちなみに、エニグマは指揮者自ら管分奏で指示出しをしてましたが
ハイバリでは降り番である代表がちょんと椅子に座ってメトロノーム代わり(by代表)を。
使えるものはなんでも…なのもアラフォーだからですかねえ。

後半はもちろんオーケストラ全体での練習。

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分奏をやった後でそれぞれのパートがまとまった分だけ、
今回はいつにも増してコンパクトな感じに。

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もちろん、技術的に難しいところなどの課題はまだまだたくさんありますが、
オーケストラとしての塊でとらえると、指揮者こーのさんはじめ
結構手応えはつかめているのかなあ、と聞いている側にも伝わってきます。
(まあいい大人なんだから、うまく効率のいいポイントを掴めってことなのかも…/苦笑)

 

…で。毎度雰囲気ばかりお伝えするのもアレなので
(…毎回オレ書いてるから描写そうそう変わりませんorz しかも小ネタ取り上げるの苦手だしorz)
今回はいつもと違うことも書いてみたいなと。

というのも、今回、低音側でのほーんと聞いていたのですが、
2人しか居ないはずのコンバスがエラくしっかりしたイケイケボイスさんだったのに驚いたのですよ。

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ちなみに、お二方ともごつい雰囲気など一切ない(笑)女性なのですが、
せっかくのお仕事お休みの日の練習だからと持参したマイ楽器がなんと5弦バス。
コントラバス(ロックなどで使うベースもですが)は、基本4本しか弦がないのですが、
好みで1本下に付け加えることができる(というか付け加えたものが存在する)んですよね、実は。

元来低音フェチなアタクシとしては、この朗々と響くベース音にコロリといきまして。
エニグマ、作曲者のスコアにはFinaleにオルガンを任意で入れる指示があるのですが(今回はオルガンは出ませんよー)
この楽譜の一番下の音は4弦じゃ出せないんですよ、と嬉しそうに語るのがまたカッコ良かったです。
オクターブ下に1つ音があるだけで、高音の艶も明らかに変わるから不思議なんですよね。

そして近くにはこれまた特殊楽器であるコントラファゴットもなかなか良い低音が。
木管らしからぬ存在感&重量感ある楽器でして、
(持ち上げては吹けません。しかもこれ、ケースにしまうのにパーツにバラせないってオレ初めて知りました…w)
出番こそファゴットより少ないものの、なかなかパンチのある音は金管にも負けません。
実際、チューバ&トロンボーンと一緒の音を吹いているのに、くっきりと聞こえるもんなあ。

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ちょっと低音寄りの席に座ってじーっと聴いてみるのもまた面白いのではないかな、と
思った今回のリハーサルでした。

 

終わってからは、いつにない大人数で、昼間(15時ですが…)からビールに中華で打ち上げ。
普段平日だと打ち上げは難しい…という方たちと、普段と方向の違うお話出来て楽しかったです。
なぜか自分の前3人が阪神ファンだったのは謎ですが(偶然とはいえ3人だよ3人w

みなさま、今回もお疲れ様でした!

「アラフォーの特徴?」ALAPHO第三回練習レポート

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今回の練習日誌はゆーこま(前半)、さこ(後半)の2名でお送りします。

祝日の11日の夕方新宿某所にて、第3回目の練習が行われました。出席状況は上々。

今回はヴァイオリンさんが比較的多い感じです。ちょっとヴィオラさんが少なかったかな。

この日の練習はハイバリからでした。

ハイバリではトロンボーンの出番はないのですが、練習の最初から準備万端体制で席に座っておられ、指揮者の河野さんが「あれ?エニグマからだっけ?」と驚く一面も。やる気満々なトロンボーンメンバーは大人な貫禄です。

普段は一応ヴァイオリンを弾く私ですが、今回は演奏会当日の都合があわずお手伝い担当です。この日もiPadに入れたスコア片手に練習を見学。

今回の練習は全体を把握する目的で、変奏ごとにピックアップするのではなく、全体を通す練習を中心に行いました。

ALAPHOな皆さんの演奏を聴くのは第1回目練習以来ですが、さすがに3回目ということもあり、徐々に音もまとまってきて、それぞれのパートのしたいことも感じ取れるようになってきたように思います。

休憩を挟んだ後半はエニグマです。

今回はいつもと変わって第10変奏から練習スタート。

そう、いつも順番通りだと、どうしても時間配分的に終わりのほうが駆け足になりがちですしね。

しかし、そうするとフィナーレ練習し終わったら、練習終わった感が出てしまうのが悩み?(笑

聞いていて感じるのは、練習ごとに確実に出てくる音が変わってきていること。

何かが足されていて、それを周りの誰かが受け取って、ぴこんとフラグが立つ緩やかな波紋。

テンポ感も安定してきたので、曲としてもまとまってきた感じが見えます。

(ただ、お休みの人などが多いパートは、パート内の共有がもう一歩必要かも…?)

個人的には木管中音部とコントラバスの安定感がすごいと感じました。

コントラバス(&チェロ)-ファゴット-チューバ(&低音トロンボーン)の低音部のやりとりもなかなか美味しいですよ。

本番も楽しみです!

要所要所は返しながらもテンポのいいこーのさんの進め方で、

一巡した時には若干時間が余るくらいで、もう一度指揮者的に気になったところを返して、フィナーレで終わりました。

途中、アラフォーの特徴ってなんだろう、という指揮者の疑問に、誰かがぼそっと「メタボ・・・」と呟いた声が響き渡り、爆笑の渦に巻き込まれました。

果たして本番当日の演奏に「メタボ要素」が取り入れられるかは、演奏会当日のお楽しみということで(笑)

練習後はメタボを推進すべく(?)20名程でぞろぞろと歌舞伎町の四川料理のお店に繰り出し、多いに食べて飲みました。

みなさま、祝日に長丁場お疲れ様でした。

次回は3/2の日曜日になります。よろしくお願いいたします。

オトナな運営会議

ALAPHO運営は基本web上のグループウェアを用いて行っていますが、face to faceの会議も適宜開催しています。ALAPHO運営スタッフはアラフォーなわけでして、アラフォーならではの運営会議について、今日はレポートしたいと思います。
月曜日の夜、新宿のレンタル会議室で運営会議が開催されました。当日の昼ごろから、戦況が続々とwebに報告されます。会議が伸びそう、仕事が降ってきた、腰痛が激しく…等々。そう、アラフォー世代の敵は「仕事」と「整備不良」。続々と戦線離脱の報告がなされる模様はまさにサバイバルゲーム。見事勝ち残った精鋭たちで運営会議は行われるのです。
集まった精鋭達はアラフォーならではのビジネススキルを発揮し、着々と案件をこなしていきます。今回は10案件ありました。90分一本勝負(集中力がそれしかもたないので)のため1案件平均9分未満でこなしていきます。アラフォーならではの演奏会運営経験が豊富な人材が集まっているのと、企画オケという性質上前例に捉われずに物事を決められるので、議事進行は非常にスムースで、広報タスク、会計処理、プレコンサート(やります!)等次々と決まっていきました。
そして淡々と議事が進む中、一番の盛り上がりは、演奏会当日のお弁当についてです。アラフォーなんだから美味しいもの食べたいよね。豪華なお弁当にしたほうが演奏にも気合が入る。ご褒美欲しい。餌に釣られて出演者が増えるかも等々。実は演奏会当日のお弁当はALAPHO代表行き付けのお寿司屋さん(すし処さいしょ URL http://saisho.net )にお願いすることが決まっていまして、その予算について喧々諤々と議論しました。結論として、出演者、スタッフのみなさんに満足いただけるお弁当になるのは間違いなし、ということになりました。
出演を迷っているそこのあなた。美味しいお弁当を一緒に食べるためにALAPHOに参加しませんか?バイオリン奏者、若干名募集中です〜。

出演者の皆様へ 運営会議の決定事項についてMLで送信しています。迷惑メールフォルダに入っていることがあるようですので、ご確認の程宜しくお願い致します。

ALAPHO代表 Yuko Yoshinobu

「オトナですから」ALAPHO第ニ回練習レポート

年明け早々に第2回練習がありました。
今回のレポはウンチク係のさこがお届けいたします。
遅くなって申し訳ありません>関係者各位

この日が仕事始めでなかなか調整つけにくかったであろう中、かなりいい出席率でした。2バヨとチェロ、ホルンがちょいと寂しかったかな…。
…なんでこの日にしたんだっけか…(そんな自分は振り下ろし直後に到着…orz

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…あ、そのヴァイオリンとコンバス、まだ絶賛募集中です!
変奏曲2曲というちょっと変わった演奏会(…そもそもアラフォーがメインメンバーやしねw)、混ざってみたいけどちょっと…という方もひとまずお問い合わせ下さい!
次回練習にとりあえず見学、という方も大歓迎です。

さて、練習風景をざくっと。

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2回めにしてかなり音がまとまっているのは、一発オケにしては珍しいくらいでは?
楽器演奏のレベルはそれなりに幅があっても、トシ的な意味で共通するところがあるのかもしれません。外野から聞いていると、全体的に落ち着きがあって、かつテンポ感が一定なので、しっとりとした印象です。

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演奏する曲も、同年代が書いた曲だけあって、そういった落ち着きが似合うのかも。
…まあ、色んな意味で無理のきかなくなってきますけどね。だからこそのりきみのない音と言うべきか…?

今回、わがALAPHOマエストロこーのさんが繰り返し使った言葉は
「大人ですから」

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自主性に任せる、という意味合いの他に、全部を全力でやらずに要領よく、という意味合いも。
それもあって、マエストロからの指示は「外してほしくない」「ここが合えば締まる」箇所に集中。
そして、その指示を含めてもう一度繰り返すと、おーなるほど、と外野が聞いていても納得。

自分も楽器を弾くのでわかりますが、がむしゃらに全てを練習できる時間なんてそうそう取れない社会人だったり家庭人だからこそ、聞き映えをよくできるポイントをいかに押さえていけるかが勝敗をわける…というわけですよ。
この辺りは、やはりある程度みなさん経験があるからこそ共通して持てる感覚なのかも。

マエストロいわく、「やりたいことはみんなそれぞれあるだろうし、それはほっといてもやるだろうから」…確かに。
その上での『(些細な事にとらわれず、大局として)音楽をどうしようか」という観点で演奏するのが理想。』は至言だと思います。

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そういえば、幹事からの曲と曲の間の連絡事項も最小限でした。少しでも多く練習に時間を割けるように、と思うとそうなるわけですね。
(でも、その最小限がその日の打ち上げってのもある意味すげぇよw)

さて、次回の練習はどんな音になるのかな。楽しみです。

練習の後は有志で近場に繰り出し、90分一本勝負。楽しい時間でした。これにて第2回練習も終了。

練習にご参加のみなさまがた、はるばるお越しいただいた方や会社帰りになんとか駆けつけた方など、本当にお疲れ様でした。
次回以降の練習もよろしくお願いいたします。次回は2月の飛び石休日、11の夜になります。

ついにALAPHO始動! ALAPHO第一回練習レポート

決起してからおよそ半年、募集からおよそ2ヶ月、ついにこの日がやってまいりました!

今回のブログは、お手伝い参加のゆーこまがお送りいたします。

ちなみに普段はヴァイオリンを弾いておりますが、今回本番当日来日?できない可能性が高いので、今回はお手伝いのみの参加とさせていただいております。

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さあ、第一回練習会場最寄りの下丸子。いつのまにやら暗くなるのが早くなりましたねー。

練習前の会場入口。どんな方たちが集まってくるのか楽しみです。

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初回練習が楽しみすぎて、かどうかはわかりませんが、なるはやで現地入りされたかたもいらっしゃったようです。近くのコメダ珈琲でシロノワールをいただいて練習を待機されたとか。ちょっとうらやましい…。

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18時過ぎからは、徐々に素敵なアラフォーな皆様が集まってまいりました。

そして19時、代表からの簡単な挨拶の後、いよいよ練習開始です!

ALAPHO初回、この日最初に演奏した曲は、「ブラームス ハイドンの主題による変奏曲」です。

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普段は会社でも大活躍なアラフォーのみなさん、この師走の忙しい中にもかかわらず、きちんと時間を作っくていただいたのでしょう、まずまずの出席率です。さすがです。

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弦2プル、3プル、ビオラチェロさんが平均的に多く来ていらっしゃっていた感じ。管楽器さんは、だいたい揃っていらっしゃる感じでしょうか。ちなみに全体的な男女比はちょうど半々くらいです。

私、少々会場入りが遅れたので途中からの参加、第5変奏あたりから練習を拝見、拝聴させていただきました。

たまたま私が入ってきた直後が、少々テクニカルな難しいところだったせいなのかもしれませんが、まだ皆さんちょっと緊張気味なのかなあというのが一番最初に聴いた印象。

緊張気味というとちょっと違うかもしれない。このオケどんな雰囲気なんだろう、みんなどんな呼吸なのかな、みたいな様子を伺いつつ弾いているって表現したほうがいいのかもしれませんね。もっとも普通はじめてのオケ練習はこのようなものですけどね。

1時間ほどで最初の曲ハイバリが終了。その後、代表からご挨拶および事務連絡、続いて本日の幹事より練習後の飲み会のアナウンス。

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そして10分の休憩を挟んで2曲目の「エルガー エニグマ変奏曲」の練習が始まりました。管楽器のメンバーが一部入れ替わります。

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少し編成も大きくなったこと、遅れてこられた方も増えたせいなのか、そもそも曲の雰囲気のせいだけなのかもしれませんが、なんでしょう、前半よりもサウンドが安定してきたような、緊張感がほぐれてきたような気がしました。

さすがはアラフォーのみなさん、適応力高いです。

さてさて、我らALAPHOのマエストロ☆ZNRこーのさんの練習の進め方、雰囲気もとってもいい感じ。

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タクトさばきはもちろんですが、音楽的な表現を的確に伝える話術もGood !! それにしてもオケを飽きさせないとぎれないトークの腕はさすがといったところです。指揮者って話術大事ですよね。

そんなこーのさんの指導のもとでの白熱した練習は、終了予定時間を5分ほど過ぎた21:20に終了。完全撤退は21:30、慌てて片付けて、近くの飲み会開場へ。こちらの出席率も高い、さすがALAPHOな皆さん。

楽しい宴の時間はびっくりするほど早く経過、気がつけば23時過ぎ、これにて初回練習は終了でした。

参加者の皆様、お仕事でお疲れのところ、はるばるお越しいただきましてまことにありがとうございました。次回以降もどうぞよろしくお願い致します。

弦楽器出演者募集中!

みなさま。おかげさまで管楽器とチェロ出演者は定員に達することができました。なんとか平均年齢アラフォーという目標は達成できそうです。
とはいえ、まだチェロ以外の弦楽器出演者が足りません。
ハイバリ、エニグマという素敵な曲を演奏したい、という弦楽器のみなさん、いらっしゃいませんかー?
年齢制限は解除しましたので、どなたでもご参加いただけます。

迷って居る方、シャイな方、練習に余り出られないし、とう不安を持っている方、いろんな方がいるかと思いますが、みんな一緒です。
みんな迷ってシャイで、自信が無くて、それでも音楽というきっかけがあれば一歩を踏み出せるかな、そんな感じで集まってこの二曲を演奏したいと思っています。
アラフォー世代ということで、お仕事も忙しいことと思いますので、練習全参加は必須としておりません。
大事なのは、みんなで楽しく演奏したいという気持ちです。

そんな気持ちをお持ちの弦楽器奏者の方、エントリーお待ちしております!

長い曲の楽しみ方…って?

ども、広報兼ウンチク担当でございます。
……え、テープもレコードも知らない世代が存在するって!?
我が家のコンポはターンテーブル&ダブルカセット装備のお局様フルコンポ(25年近く稼働中)ですとも。

という話はまたそのうち何かの時にやるとして(笑

 

さて、最近のポップスのように短い曲に聞き慣れていたり
テレビを見ていてもテロップで強調してもらってツボを自分で探す必要がない……から
長い曲ってよくわからないんだけどー、いうヒト、結構いるのですよ。

テレビでBGMで流れてるっていうから聞いてみたら、
元曲長すぎてどこ使われてるかわからなかったー(涙 ………とか。
聞き慣れたとこが出てくるまでが退屈で、
気がついたら、気持よくソファで爆睡してたよorz ………とか。
小説みたいなあらすじないの、あらすじ!
どこ聞いてたかわかんねえよ! ………とか。

自分もよく相談されるシチュエーションなので、身に覚えのある方も多いのでは。
…大丈夫です。自分だけじゃないですよ。
演奏会をやっている我々も通ってきた道です(笑

まあ、ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーのどアタマのクラリネットみたいに
いきなりキャッチーなメインメロディーが出てくる曲はそうそうないわけで
(ちなみにあのキャッチーなメインメロディ、ちゃんと聞けば
曲の最後の最後まで無駄なく繰り返し使われてるのですよ。)
しかも、タイトルにキャッチーな言葉が使われていれば内容の推測もできるのに
交響曲第●番だの、協奏曲第●番、だの、ソナタ第●番だの、そんでもってどれがどれやねん、と迷子になるパターンも多いかと。

 

でも、コンマスいちろーたさんの言葉の通り、
「短いのがいいなら、最初と最後の和音だけ鳴らせばいい」わけです。

一応、作曲する側から言わせてもらうと、
最初と最後じゃ言い足りないからいろいろと中身を追加したくなるんですよね。
その追加の仕方が、一番最初に出したメインメロディに似たものにするのか、
似せただけじゃこの気持は言い表せないと思うから全く別のものにするのか…という違いでして。
でも、フリーダムにやり過ぎると収集つかなくなるから、
何かしらの枠組みは必要だよね、と古い時代の作曲家のみなさまが築き上げてきた
枠組みや決まり(曲の構成や調性というシステム)を踏襲させてもらうわけでして。
(…それでも収集ついてないじゃん、というツッコミは往々にしてありますが!)

しかし、だからといって、その枠組や決まりを知ってないとダメなわけではないのです。
まあ、確かにあらすじ無しの小説読むみたいに、聞くポイントがどこかがわかりにくいですが
それならそれで、宝物探しゲームのイメージを持ってみると、ちょっと糸口つかめるかも。

ゲームが始まったときはまだ何が起こるかわからないけれど、
お話(=楽譜)が少しずついくと、いろんなアイテム(=メロディーや和音)が出てくるので
そのアイテムの中でお気に入りを探していく……落とし穴があったり、
最後にならないとお気に入り出てこないかもしれないけれど、
やっぱり作曲する側も美味しいネタは最後にばばーんと披露したいので
みなさまにはぜひボス戦までがんばっていただければ(えへ☆

あと、小説にも読んだ人次第で感想が変わるのと同じように、
楽譜も指揮者や演奏者が変われば出てくる音が変わります。
それによって、もしかしたらお気に入りアイテムが変化して聞こえてしまうかもしれませんが、
その違いを見つけられるようになったらプレイヤーとして1レベルup…て感じでしょうか。

ぜひお気に入りのメロディーや和音がたくさん見つかりますように。

 

さてさて、曲のこともほとんど触れてないのになんですが、
アラフォーオケでは我々と一緒にハイバリとエニグマを演奏してくださる
弦楽器奏者の方々を絶賛募集中でございます!
指揮者・こーのさんとコンマス・いちろーたさんの先導の元、
宝探しツアーに出かけてみたい方々、いらっしゃいましたらぜひ!

…ああ、今回はすっかり長くなってしまいました。反省。。。

変奏曲との出会い

アラフォー・オケでコンマスします。いちろーたです。

今回の演奏会「Variations」と銘打ってます。誰も聞いちゃいないかもしれませんが、僕は変奏曲って好きなんです。

「変奏曲すげー!」って思ったのは、大学生の頃にナマで聞いた『ロココの主題による変奏曲』でした。で、それを自分たちでもやったんですね。大切な思い出の曲です。
もうひとつ変奏を好きになったキッカケをあげるなら、これまた大学時代の話なんですが、ベートーヴェンのシンフォニーなんですね。『エロイカ』と『第九』
長い、そして、くどい……なんてすばらしいんでしょう。

……長くてなにが悪い!

短いのがいいなら、最初と最後の和音だけ鳴らせばいいじゃないですか!!!

ベートーヴェンがライブ演奏で延々と変奏曲をひいてくれてたらどんなに幸せだろうなと思います。毎日ベートーヴェンばっかり聞いてましたよ。高校生の頃。
クライバーの速い速い『運命』が《テープが伸びてしまって》普通の速さになるくらいに……ウォークマンで毎日聞いて通学してましたよ。ええ。

ヤングな皆さまのために解説しておくと……カセットテープというものがありまして、ラジオを録音するとかいろんなふうにお気に入りの音楽を録音して聴けるものがあったんですよ。で、テープなので繰り返し聞いているうちに伸びてきちゃうんですね、物理的に引き伸ばされちゃう。レコードの回転数を落として再生するのと同じようなことにっちゃうんです
(しまった年がバレる!テープもレコードも、いまの若い子たちには通じない話かもしれないなぁ……)

話がすっかり脱線しました。

変奏曲を2曲取り上げる演奏会は、僕にとってははじめてのことです。
ひとつは、ベートーヴェンに感化されちゃったブラームスが書いた「ハイ・バリ」こと『ハイドンの主題による変奏曲』 もうひとつが、僕にとって因縁深いエルガーの書いた《名前だけはよく知っている》『エニグマ(日本語では「謎」というらしい)変奏曲』を取り上げることになったわけです……。
どちらも、20代の僕にとって苦いどころか、痛い思い出の曲です。
その話は、なにかの時にでも……。

バイオリン・パートはメンバー募集中です。ご応募お待ちしています!

いちろーた(アラフォー・コンマス)