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ついにALAPHO始動! ALAPHO第一回練習レポート

決起してからおよそ半年、募集からおよそ2ヶ月、ついにこの日がやってまいりました!

今回のブログは、お手伝い参加のゆーこまがお送りいたします。

ちなみに普段はヴァイオリンを弾いておりますが、今回本番当日来日?できない可能性が高いので、今回はお手伝いのみの参加とさせていただいております。

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さあ、第一回練習会場最寄りの下丸子。いつのまにやら暗くなるのが早くなりましたねー。

練習前の会場入口。どんな方たちが集まってくるのか楽しみです。

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初回練習が楽しみすぎて、かどうかはわかりませんが、なるはやで現地入りされたかたもいらっしゃったようです。近くのコメダ珈琲でシロノワールをいただいて練習を待機されたとか。ちょっとうらやましい…。

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18時過ぎからは、徐々に素敵なアラフォーな皆様が集まってまいりました。

そして19時、代表からの簡単な挨拶の後、いよいよ練習開始です!

ALAPHO初回、この日最初に演奏した曲は、「ブラームス ハイドンの主題による変奏曲」です。

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普段は会社でも大活躍なアラフォーのみなさん、この師走の忙しい中にもかかわらず、きちんと時間を作っくていただいたのでしょう、まずまずの出席率です。さすがです。

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弦2プル、3プル、ビオラチェロさんが平均的に多く来ていらっしゃっていた感じ。管楽器さんは、だいたい揃っていらっしゃる感じでしょうか。ちなみに全体的な男女比はちょうど半々くらいです。

私、少々会場入りが遅れたので途中からの参加、第5変奏あたりから練習を拝見、拝聴させていただきました。

たまたま私が入ってきた直後が、少々テクニカルな難しいところだったせいなのかもしれませんが、まだ皆さんちょっと緊張気味なのかなあというのが一番最初に聴いた印象。

緊張気味というとちょっと違うかもしれない。このオケどんな雰囲気なんだろう、みんなどんな呼吸なのかな、みたいな様子を伺いつつ弾いているって表現したほうがいいのかもしれませんね。もっとも普通はじめてのオケ練習はこのようなものですけどね。

1時間ほどで最初の曲ハイバリが終了。その後、代表からご挨拶および事務連絡、続いて本日の幹事より練習後の飲み会のアナウンス。

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そして10分の休憩を挟んで2曲目の「エルガー エニグマ変奏曲」の練習が始まりました。管楽器のメンバーが一部入れ替わります。

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少し編成も大きくなったこと、遅れてこられた方も増えたせいなのか、そもそも曲の雰囲気のせいだけなのかもしれませんが、なんでしょう、前半よりもサウンドが安定してきたような、緊張感がほぐれてきたような気がしました。

さすがはアラフォーのみなさん、適応力高いです。

さてさて、我らALAPHOのマエストロ☆ZNRこーのさんの練習の進め方、雰囲気もとってもいい感じ。

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タクトさばきはもちろんですが、音楽的な表現を的確に伝える話術もGood !! それにしてもオケを飽きさせないとぎれないトークの腕はさすがといったところです。指揮者って話術大事ですよね。

そんなこーのさんの指導のもとでの白熱した練習は、終了予定時間を5分ほど過ぎた21:20に終了。完全撤退は21:30、慌てて片付けて、近くの飲み会開場へ。こちらの出席率も高い、さすがALAPHOな皆さん。

楽しい宴の時間はびっくりするほど早く経過、気がつけば23時過ぎ、これにて初回練習は終了でした。

参加者の皆様、お仕事でお疲れのところ、はるばるお越しいただきましてまことにありがとうございました。次回以降もどうぞよろしくお願い致します。

変奏曲との出会い

アラフォー・オケでコンマスします。いちろーたです。

今回の演奏会「Variations」と銘打ってます。誰も聞いちゃいないかもしれませんが、僕は変奏曲って好きなんです。

「変奏曲すげー!」って思ったのは、大学生の頃にナマで聞いた『ロココの主題による変奏曲』でした。で、それを自分たちでもやったんですね。大切な思い出の曲です。
もうひとつ変奏を好きになったキッカケをあげるなら、これまた大学時代の話なんですが、ベートーヴェンのシンフォニーなんですね。『エロイカ』と『第九』
長い、そして、くどい……なんてすばらしいんでしょう。

……長くてなにが悪い!

短いのがいいなら、最初と最後の和音だけ鳴らせばいいじゃないですか!!!

ベートーヴェンがライブ演奏で延々と変奏曲をひいてくれてたらどんなに幸せだろうなと思います。毎日ベートーヴェンばっかり聞いてましたよ。高校生の頃。
クライバーの速い速い『運命』が《テープが伸びてしまって》普通の速さになるくらいに……ウォークマンで毎日聞いて通学してましたよ。ええ。

ヤングな皆さまのために解説しておくと……カセットテープというものがありまして、ラジオを録音するとかいろんなふうにお気に入りの音楽を録音して聴けるものがあったんですよ。で、テープなので繰り返し聞いているうちに伸びてきちゃうんですね、物理的に引き伸ばされちゃう。レコードの回転数を落として再生するのと同じようなことにっちゃうんです
(しまった年がバレる!テープもレコードも、いまの若い子たちには通じない話かもしれないなぁ……)

話がすっかり脱線しました。

変奏曲を2曲取り上げる演奏会は、僕にとってははじめてのことです。
ひとつは、ベートーヴェンに感化されちゃったブラームスが書いた「ハイ・バリ」こと『ハイドンの主題による変奏曲』 もうひとつが、僕にとって因縁深いエルガーの書いた《名前だけはよく知っている》『エニグマ(日本語では「謎」というらしい)変奏曲』を取り上げることになったわけです……。
どちらも、20代の僕にとって苦いどころか、痛い思い出の曲です。
その話は、なにかの時にでも……。

バイオリン・パートはメンバー募集中です。ご応募お待ちしています!

いちろーた(アラフォー・コンマス)