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「ALAPHOの季節」第五回練習レポート

昨年の夏ごろから始まったこの企画。
あと一ヶ月ほどで本番を迎えます。
季節も秋冬を経ていよいよ春へ。先週は桜の花が見ごろでした。

本番が近づくほど増してくるワクワク感、たまりませんね。
楽しみです。

桜

アラフォーオケでは
「オトナ」をモットーに日々練習に励んでおります。
そのため我らがマエストロ(通称:こーのさん)は初回の合奏練習から一貫して演奏指示には
「いいオトナなんですから」という言葉をたびたび用いています。
第二回練習のレポートでも触れてますが…

たとえば、
どうしても走ってしまいがちなフレーズの場所では
「みなさんいいオトナなんですから落ち着いて」とか、

反対にゆっくりと落ち着いた場所では
「オトナの余裕をもって演奏しましょう」など。

それはもう、口癖になってしまっているのではないかと心配するほどです。

しかしながら練習を重ねるたび、その言葉にいくども励まされた奏者たち。
当初から全体的に落ち着いていて、まとまった演奏でしたが、
最近では“ALAPHO”という自覚(覚悟)もしっかりと出てきたのではないでしょうか。

そう。
「いいオトナなんですから」

さて、
第五回目の練習は4/5、なんと土曜日の午前中でした。
朝九時、朝早くからにもかかわらず、しっかりと練習開始できました。
さすがみなさん大人ですね。
遠方から参加のみなさまは早朝から移動をされており、ほんとうに頭があがりません。

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今回の練習会場には大きな窓があったのが、とても印象的でした。
奏でる音まで明るく爽やかになった気がします。

合奏練習では回数を重ねるたび、
さまざまな楽器と上手くアンサンブルができるようになる、という楽しみがあります。
そして会場によってさまざまな雰囲気を味わえるのもまた、密かな楽しみの一つと言えるでしょう。
そういった違いを感じとれるのも、落ち着いた大人ならではなのかもしれません。

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練習後にはお待ちかね(毎度おなじみ?)、宴会も。
今回もお昼から乾杯。お昼から飲めるといえば中華!

写真 3

というわけで今回も16名という大所帯でワイワイと、美味しい小籠包と格闘しながら
(いかに熱々の肉汁をこぼさずに食べるか、ということが重要!)
楽しい音楽談義に花を咲かせました。
日も高いうちから飲んだくれられるのも、ALAPHOのよいところ。

一部情報筋によるとその後、一次会では満足できなかった数名が木場公園へ向かい
見事な桜の下でプチ宴会を堪能したとのことです。

公園

お酒の美味しい季節はやっぱりいいものですね。(年がら年中いい季節←

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いよいよチラシの挟み込みがはじまっています。
他の団体様の演奏会にお邪魔しては、パンフレットに挟み込みをさせていただいてます。

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このように様々な団体のチラシを一列に並べて、各団体が協力してパンフレットに挟み込んでいく作業。
ちょっとした交流の場でもあります。
ぜひとも沢山のかたに見ていただけるように頑張る所存でございます!

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プレコンサートもお弁当も楽しみでワクワクがとまりませんが、
日々の忙しさにかまけていないで個人練習もしっかりとしないといけませんね。

そう。
「いいオトナなんですから」

written by くまごろう

「低音の美味しさ」ALAPHO第四回練習レポート

さて、早いもので4回目の練習をむかえました。
レポはうんちく係のさこが今回もお届けしますー。

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今日は少し長めに時間を取って、最初2時間ほどは弦と管でわかれて(分奏)の練習。
普段、弦楽器に埋もれてて曖昧になってる部分とかがはっきりと見えるので、
自分たちの音をアンサンブルの中でどうなっているのかの立ち位置とかを改めて確認。

あたくしは管分奏におじゃましとりましたが、
弦の音が聞こえないと、なんだか別の曲のような感じに聞こえてきたりして、
これはこれで面白いのです(練習している方は目印がなくなったりで大変だと思いますが…)
オーケストラ全体もそうですが、個別の音もどことなくしっとりとしてるところは
やはりアラフォーなプレイヤーならではですかねえ。

ちなみに、エニグマは指揮者自ら管分奏で指示出しをしてましたが
ハイバリでは降り番である代表がちょんと椅子に座ってメトロノーム代わり(by代表)を。
使えるものはなんでも…なのもアラフォーだからですかねえ。

後半はもちろんオーケストラ全体での練習。

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分奏をやった後でそれぞれのパートがまとまった分だけ、
今回はいつにも増してコンパクトな感じに。

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もちろん、技術的に難しいところなどの課題はまだまだたくさんありますが、
オーケストラとしての塊でとらえると、指揮者こーのさんはじめ
結構手応えはつかめているのかなあ、と聞いている側にも伝わってきます。
(まあいい大人なんだから、うまく効率のいいポイントを掴めってことなのかも…/苦笑)

 

…で。毎度雰囲気ばかりお伝えするのもアレなので
(…毎回オレ書いてるから描写そうそう変わりませんorz しかも小ネタ取り上げるの苦手だしorz)
今回はいつもと違うことも書いてみたいなと。

というのも、今回、低音側でのほーんと聞いていたのですが、
2人しか居ないはずのコンバスがエラくしっかりしたイケイケボイスさんだったのに驚いたのですよ。

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ちなみに、お二方ともごつい雰囲気など一切ない(笑)女性なのですが、
せっかくのお仕事お休みの日の練習だからと持参したマイ楽器がなんと5弦バス。
コントラバス(ロックなどで使うベースもですが)は、基本4本しか弦がないのですが、
好みで1本下に付け加えることができる(というか付け加えたものが存在する)んですよね、実は。

元来低音フェチなアタクシとしては、この朗々と響くベース音にコロリといきまして。
エニグマ、作曲者のスコアにはFinaleにオルガンを任意で入れる指示があるのですが(今回はオルガンは出ませんよー)
この楽譜の一番下の音は4弦じゃ出せないんですよ、と嬉しそうに語るのがまたカッコ良かったです。
オクターブ下に1つ音があるだけで、高音の艶も明らかに変わるから不思議なんですよね。

そして近くにはこれまた特殊楽器であるコントラファゴットもなかなか良い低音が。
木管らしからぬ存在感&重量感ある楽器でして、
(持ち上げては吹けません。しかもこれ、ケースにしまうのにパーツにバラせないってオレ初めて知りました…w)
出番こそファゴットより少ないものの、なかなかパンチのある音は金管にも負けません。
実際、チューバ&トロンボーンと一緒の音を吹いているのに、くっきりと聞こえるもんなあ。

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ちょっと低音寄りの席に座ってじーっと聴いてみるのもまた面白いのではないかな、と
思った今回のリハーサルでした。

 

終わってからは、いつにない大人数で、昼間(15時ですが…)からビールに中華で打ち上げ。
普段平日だと打ち上げは難しい…という方たちと、普段と方向の違うお話出来て楽しかったです。
なぜか自分の前3人が阪神ファンだったのは謎ですが(偶然とはいえ3人だよ3人w

みなさま、今回もお疲れ様でした!

「アラフォーの特徴?」ALAPHO第三回練習レポート

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今回の練習日誌はゆーこま(前半)、さこ(後半)の2名でお送りします。

祝日の11日の夕方新宿某所にて、第3回目の練習が行われました。出席状況は上々。

今回はヴァイオリンさんが比較的多い感じです。ちょっとヴィオラさんが少なかったかな。

この日の練習はハイバリからでした。

ハイバリではトロンボーンの出番はないのですが、練習の最初から準備万端体制で席に座っておられ、指揮者の河野さんが「あれ?エニグマからだっけ?」と驚く一面も。やる気満々なトロンボーンメンバーは大人な貫禄です。

普段は一応ヴァイオリンを弾く私ですが、今回は演奏会当日の都合があわずお手伝い担当です。この日もiPadに入れたスコア片手に練習を見学。

今回の練習は全体を把握する目的で、変奏ごとにピックアップするのではなく、全体を通す練習を中心に行いました。

ALAPHOな皆さんの演奏を聴くのは第1回目練習以来ですが、さすがに3回目ということもあり、徐々に音もまとまってきて、それぞれのパートのしたいことも感じ取れるようになってきたように思います。

休憩を挟んだ後半はエニグマです。

今回はいつもと変わって第10変奏から練習スタート。

そう、いつも順番通りだと、どうしても時間配分的に終わりのほうが駆け足になりがちですしね。

しかし、そうするとフィナーレ練習し終わったら、練習終わった感が出てしまうのが悩み?(笑

聞いていて感じるのは、練習ごとに確実に出てくる音が変わってきていること。

何かが足されていて、それを周りの誰かが受け取って、ぴこんとフラグが立つ緩やかな波紋。

テンポ感も安定してきたので、曲としてもまとまってきた感じが見えます。

(ただ、お休みの人などが多いパートは、パート内の共有がもう一歩必要かも…?)

個人的には木管中音部とコントラバスの安定感がすごいと感じました。

コントラバス(&チェロ)-ファゴット-チューバ(&低音トロンボーン)の低音部のやりとりもなかなか美味しいですよ。

本番も楽しみです!

要所要所は返しながらもテンポのいいこーのさんの進め方で、

一巡した時には若干時間が余るくらいで、もう一度指揮者的に気になったところを返して、フィナーレで終わりました。

途中、アラフォーの特徴ってなんだろう、という指揮者の疑問に、誰かがぼそっと「メタボ・・・」と呟いた声が響き渡り、爆笑の渦に巻き込まれました。

果たして本番当日の演奏に「メタボ要素」が取り入れられるかは、演奏会当日のお楽しみということで(笑)

練習後はメタボを推進すべく(?)20名程でぞろぞろと歌舞伎町の四川料理のお店に繰り出し、多いに食べて飲みました。

みなさま、祝日に長丁場お疲れ様でした。

次回は3/2の日曜日になります。よろしくお願いいたします。

ついにALAPHO始動! ALAPHO第一回練習レポート

決起してからおよそ半年、募集からおよそ2ヶ月、ついにこの日がやってまいりました!

今回のブログは、お手伝い参加のゆーこまがお送りいたします。

ちなみに普段はヴァイオリンを弾いておりますが、今回本番当日来日?できない可能性が高いので、今回はお手伝いのみの参加とさせていただいております。

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さあ、第一回練習会場最寄りの下丸子。いつのまにやら暗くなるのが早くなりましたねー。

練習前の会場入口。どんな方たちが集まってくるのか楽しみです。

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初回練習が楽しみすぎて、かどうかはわかりませんが、なるはやで現地入りされたかたもいらっしゃったようです。近くのコメダ珈琲でシロノワールをいただいて練習を待機されたとか。ちょっとうらやましい…。

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18時過ぎからは、徐々に素敵なアラフォーな皆様が集まってまいりました。

そして19時、代表からの簡単な挨拶の後、いよいよ練習開始です!

ALAPHO初回、この日最初に演奏した曲は、「ブラームス ハイドンの主題による変奏曲」です。

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普段は会社でも大活躍なアラフォーのみなさん、この師走の忙しい中にもかかわらず、きちんと時間を作っくていただいたのでしょう、まずまずの出席率です。さすがです。

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弦2プル、3プル、ビオラチェロさんが平均的に多く来ていらっしゃっていた感じ。管楽器さんは、だいたい揃っていらっしゃる感じでしょうか。ちなみに全体的な男女比はちょうど半々くらいです。

私、少々会場入りが遅れたので途中からの参加、第5変奏あたりから練習を拝見、拝聴させていただきました。

たまたま私が入ってきた直後が、少々テクニカルな難しいところだったせいなのかもしれませんが、まだ皆さんちょっと緊張気味なのかなあというのが一番最初に聴いた印象。

緊張気味というとちょっと違うかもしれない。このオケどんな雰囲気なんだろう、みんなどんな呼吸なのかな、みたいな様子を伺いつつ弾いているって表現したほうがいいのかもしれませんね。もっとも普通はじめてのオケ練習はこのようなものですけどね。

1時間ほどで最初の曲ハイバリが終了。その後、代表からご挨拶および事務連絡、続いて本日の幹事より練習後の飲み会のアナウンス。

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そして10分の休憩を挟んで2曲目の「エルガー エニグマ変奏曲」の練習が始まりました。管楽器のメンバーが一部入れ替わります。

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少し編成も大きくなったこと、遅れてこられた方も増えたせいなのか、そもそも曲の雰囲気のせいだけなのかもしれませんが、なんでしょう、前半よりもサウンドが安定してきたような、緊張感がほぐれてきたような気がしました。

さすがはアラフォーのみなさん、適応力高いです。

さてさて、我らALAPHOのマエストロ☆ZNRこーのさんの練習の進め方、雰囲気もとってもいい感じ。

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タクトさばきはもちろんですが、音楽的な表現を的確に伝える話術もGood !! それにしてもオケを飽きさせないとぎれないトークの腕はさすがといったところです。指揮者って話術大事ですよね。

そんなこーのさんの指導のもとでの白熱した練習は、終了予定時間を5分ほど過ぎた21:20に終了。完全撤退は21:30、慌てて片付けて、近くの飲み会開場へ。こちらの出席率も高い、さすがALAPHOな皆さん。

楽しい宴の時間はびっくりするほど早く経過、気がつけば23時過ぎ、これにて初回練習は終了でした。

参加者の皆様、お仕事でお疲れのところ、はるばるお越しいただきましてまことにありがとうございました。次回以降もどうぞよろしくお願い致します。