ども、うんちく担当のさこです。
実はなにげにアラフォー本番まであと5日になりました!
当日の詳細はこちら。
みなさま、お時間ございましたらぜひお越しください。
さて…この前リアル友人と話してた時のこと。
友人「メロディ追っかけてるとそれだけで終わるんだよね」
オレ「え、その他は?」
友人「なんかやってるかなー程度。やってるとは思うんだけど、よっぽどコレってのでないと何がなんやら」
…で、その数日後のアラフォーオケ練習でヴィオラの横で聴いていたわけですが
中音域も結構おもしろいことやってるわけですよ。
単純に和音だけ鳴らしてるウィンナ・ワルツとかと違って。
なのにわかりにくいで終わっちゃうのはもったいないよなー……
というわけで、中音域もがんばって書いてみます。聞きどころ。
クラシックにおける中音域とは、
ほぼイコール「縁の下の力持ち」なのです。
低音以上に目立たないことが多いけれど、これがないと音楽がスカスカになる。
中音域のさじ加減一つで同じメロディなのに喜怒哀楽が分かれるから不思議です。
どの楽器も人間の声に近い音域だからか、ちょっと親近感もあったり。
その中でも筆頭は、今回の舞台の左奥で丸っこい楽器を抱えるホルン。
4人と多いのはダテではありません。
4人が絶妙に隙間を埋めて色彩を変えていくのです。
ハイバリのフィナーレ中盤どころはなかなかの聞き所。
エニグマ第5変奏のホルンも好きだな。
のびのびとしたロングトーンでぽーっと伸びるソロも
動かないのになぜか美味しい(笑
エニグマ第一変奏のラストとか、第三変奏中盤とか、高い音じゃないのもポイント。
弦楽器ではヴィオラ。今回はその中でもエニグマでのソロは聞きどころの一つ!
第6変奏は優美で個人的に好きなメロディーだったり。
第10変奏なんかは、本当に人間がしゃべっているかのような
雰囲気のメロディなんですよ。
(なぜかその後のチェロのソロはかなり難しいというか…
ソリストになんぞ含むところあったのだろうかエルガーさん/苦笑)
全員でのフレーズもなかなかエニグマ第10変奏ラストだったり
第4変奏の裏メロなんかは叙情的で、ふくよかな感じがいいです。
…アレだ、チラ見せっぽい感じがいいのかもしれない(笑
たまにセカンドヴァイオリンも一緒になって
刻みに参戦したり(ウィンナワルツはこのパターンが非常に多い)
なかなか攻守さまざまなことをしているので、
ちょっと舞台の向かって右側前方を目で追ってみるのも楽しいかもです。
木管だとどこだろう、とわにゃわにゃ悩んでいたのですが
そうじゃん今回の首謀者エニグマ吹いてんじゃん!(ぉ
エニグマ第3変奏中盤と第8変奏アタマ、第13変奏冒頭は
クラリネットらしい見せ場たっぷりのフレーズです。
ぜひチェックしてみてください☆
というわけで。
せっかくのGW、ちょっと予習がてら聞いてみてもらえると
当日もっと楽しくなるかもです。